歌って戦え!ガチしりとりカラオケ Side-B
初めまして、AnotherVision 8期のアローです。
突然ですが、皆さんは「しりとり」はお好きでしょうか?
改めて説明するまでもなく、互いに前のプレイヤーの言った単語のお尻の文字をとってそこから始まる単語を返す対戦型言葉遊びですが、アローはこの言葉遊びが昔からとても好きで、部活でランニングしている時やなんらかの行列に並び順番待ちをしている時によく友人としていたことを思い出します。
しかし、しりとりで遊んだことのある方々ならおわかりいただけると思うのですが、このしりとりというゲーム、ただ相手が投げてきた言葉を打ち返すだけでは半永久的に続いてしまうというか、いつの間にか惰性になり、いつの間にか終わっている程度の遊びでしかありません。
暇つぶしの域を超えて、しりとりをゲームとして楽しむために、基本的に何らかの「縛り」をルールとして課すことは必須、というかほとんど前提であると言っても過言ではないでしょう。
「縛り」とは例えば、わかりやすいところで言えば字数であったり、あるいは制限時間であったり、動物や人名などのお題・ジャンルであったり、文字に使用回数を定めて一度使った文字はその後は使えないことにしたりと多岐に渡ります。
「縛り」があることでしりとりには歯応えが生まれ、より頭を使うゲームへとなります。術式効果と同じですね。
さて、今回の記事に書く「しりとり」における「縛り」は、タイトルの通り「カラオケ」です。
以上、イントロでした、本編に入っていきましょう。
ガチしりとりカラオケとは?
ガチしりとりカラオケとは? 読んで字のごとく、カラオケにおいて曲名限定という「縛り」でやるしりとりです。
ただし、ガチ。下調べもその場での検索も全てあり。
プレイヤーたちはカラオケボックスの一室で、己の意地とプライドを賭けて勝者を決めます。
今回、勝負に挑むのは以下のメンバー。
アロー @Arrow_Arroww_92
:AnotherVision 8期。この記事を書いてる人。来年のセカオワのアリーナツアーのチケット当選した。嬉し!
G.O @GO68ut
:AnotherVision 8期。時々こういう面白い、あるいは変な企画を持ってきてくれる。カリンバなる楽器を嗜んでいる。
Tohl @Tohl_or_Tohu
:AnotherVision 8期。デスゲームや心理戦に一家言ある。ずとまよのトレーナーを着てきた。気合い十分。
だいすけ @r5nHUPShxPYpk6Y
:AnotherVision 8期。LiSAが好き。今日は彼の名前だけでも覚えて帰ってください。
集められし4人のプレイヤーたち。今回は2つのチームに分かれ、2 vs. 2 のタッグ戦での勝負となります(チームはLINEのあみだくじで事前に決めました)。
Aチーム:Tohl、だいすけ / Bチーム:アロー、G.O
そして以下が今回のゲームの詳細なルールです。細かいので読み飛ばしても大きな問題はありませんが、自分たちでもしりとりカラオケで遊んでみたい!といった場合にはぜひ参考にしてみてください。
- カラオケ(今回はJOYSOUND)に収録されている曲のタイトルでしりとりを行う
- 前の曲が終わるまでに次の曲を思いつけず、選曲できなかったらKO(-1ポイント)
- 一度KOが発生した文字は、それ以降最後の文字として使用不可(例えば片方のチームが「る」が出てこなくて終わった場合、それ以降「る」で終わる曲を選曲することは両チームともできない)
- 「を」「ん」はデフォルトで最後の文字として使用できないものとする
- また、歌えない曲を入れて、採点機能で80点以上を取れなくてもKO(-1ポイント)
- 5時間の制限時間終了時、最終的にKO数の多いチームが負け
- 90点以上を取ると、相手チームにドリンクバーを取ってきてもらうよう命令できる(ゲームの勝敗には関係ない)
以下、しりとり的なルール
- 濁音半濁音も一字扱い(「か」と「が」は別の文字として扱い、勝手に濁点をつけ外しして曲を返すことはできないし、KOによって制限されるのも1文字ずつ)
- 「ゃ」「ゅ」「ょ」「っ」はそれぞれ「や」「ゆ」「よ」「つ」と同じ文字として扱う
- 伸ばし棒で曲名が終わる場合はその一字前を終わりの文字とする。
- 同じ曲名は禁止(桜/サクラ/SAKURAなど音が同じ場合も同じ曲名として扱う)
- ゲーム開始後・KO後の最初の1文字は、適当な数字を選曲番号として打ち込んで表示された曲名のお尻の文字を使う。
さて、チームが決まり、ルールが決まったことで、いよいよゲームが始まります。
なお、ここからはチーム戦という今回のゲームの仕様上、どうしてもアローおよびBチームの視点に偏った記述が多くなります。Aチーム視点での駆け引きや戦略については、この記事と同日に投稿されているTohlの記事の方をご参照ください。彼の徹底的な予習・準備や、ゲーム中の心理についてまとめられているはずです。
もしかしたら、アローの記憶違いによってTohlの記事と矛盾するところもあるかもしれません。温かい目で読んでいただけると幸いです。
また、ゲームの流れを紹介していく中で、どうしてもアローが詳しくない楽曲について記述したり、逆に好きな曲について熱中して推したりすることがあります。記述の偏重について決して悪意があるわけではないので、何卒ご容赦いただけると幸いです。
そして、この記事は5時間にわたるガチしりとりカラオケについて、時系列順に1曲ずつ記述しています。結果、60曲以上の楽曲についての記載をしたため、他のAVCCの記事よりちょっと長めの記事かもしれないです。
読み終えた上で何かアクションをしてもらう企画や仕様・大謎のようなものはありませんので、どうぞ時間のある時に自分のペースでお読みください。
ガチしりとりカラオケ開始!
事前戦略
「ガチ」である以上、事前に作戦を練る必要があります。
アローは、チームメンバーであるG.Oと個人チャットで、まずしりとりにおいて強い文字について考え直すところから始めました。
こちらの記事によると、各文字の攻撃力(その文字で終わる言葉の数)と、守備力(その文字で始まる言葉の数)の比を見ることでその文字のしりとりにおける「強さ」がわかり、その基準によると、しりとりで一般的に強いとされる「る」は実は2位の強さ、1位は「ず」であると書かれていました。
もちろんこれは今回のしりとりカラオケのルールのような、濁音半濁音を分ける場合においての順位ではあるのですが。
こちらの記事の考察を踏まえて、次にしりとりカラオケにおける強さを考えてみます。
通常のしりとりと比べると、「夜に駆ける」など動詞で終わる曲名が一定数あるため、ウ段で終わる言葉が多い(=攻撃力が高い)ことになります。
ただし、通常のしりとりよりも1ターンあたりに時間がかかり、やり取りの回数が少なくなってしまうことを考えると、攻撃力がいくら高いとしても守備力が高い文字を攻めるのは効率が良くありません。常に相手のKOを誘うように守備力の低い文字を狙って攻撃し続けることが求められます。
さらに、攻撃力が低くてもその文字で始まる有名曲が非常に少ない場合には、積極的に狙っていく価値があると考えられます。(具体的には「ぬ」、パ行、ザ行など)
以上を踏まえ、G.Oが対策重要度が特に高い文字としてピックアップしてくれたのが、「る」「ず」「む」「ぬ」の四字でした。
これらの字について具体的にどのような対策をしたのかについてはゲーム当日パートにて後述しますが、
それ以外にも、「ぢ」や「づ」で終わる一発KO相当の曲を探したり(見つけられませんでした)、また相手の思考時間を削るために短い曲を探したり(「君が代」は演奏時間1分程度らしい)と、来たる決戦の日のため準備をしていきました。
そしてガチしりとりカラオケ当日____
ガチしりとりカラオケ前半戦!
都内某所のカラオケルームに入り、ついにゲームが始まります。
各自好きなドリンクを取ってきて、ルールに従い最初の1文字目を決めます。
無作為に選曲番号を入れ、出てきた曲は、
内田真礼「聴こえる?」Music Video Full - YouTube
初手、「る」???
一瞬で一同に緊張感が走ります。初めの文字なんだろうね〜とか笑い合っている場合ではありませんでした。既にガチしりとりカラオケは始まっています。
正直ここは先攻をとり、有名で両チームとも絶対知っている「る」の曲のストックをひとつ削っておきたい気持ちもありましたが、順番決めのじゃんけんによって先攻Aチーム(Tohl、だいすけ)、後攻Bチーム(アロー、G.O)に決まりました。
LOSER(米津玄師) Aチーム 1曲目
言わずと知れた、米津玄師のLOSERからゲームは始まりました。
「る」から始まる曲といえば?と問われたらまず上位に上がってくる人気曲。
我々Bチームもこの選曲は想定通りであり、4人全員でわいわいサビで盛り上がったりしました。途中だいすけがCメロの存在を知らなくて困惑するといったカラオケあるあるも見せながらも1曲目を歌い終わります。
「ガチ」とはいえ、サビで、敗者宣言かァ?とか煽ったりはしませんでした、メンバーの治安が良かったので。
返すBチーム一曲目も、常にランキング上位に入る有名曲。点数も80を無事上回り、相手に「ぜ」を回します。
はじめなので定番曲を、と思いつつ「ぜ」で牽制の気持ちもあり、という感じの選曲でした。
ちなみに、メンバー4人のうち、エヴァを見たことがあるのはアローだけでした。見てくれ、エヴァを。
前前前世(movie ver.)(RADWIMPS) Aチーム2曲目
「ぜ」から始まる曲といえばこれ、「君の名は。」の主題歌でもある前前前世です。
ここでルールの補足ですが、今回のゲームにおいては、曲名の末尾につく「〇〇 version」や「〇〇編」といった部分については曲名としてカウントしないものとしました。
なのでこの曲の終わりの文字は「せ」ですし、前前前世(original ver.)の方を今後選曲することもできません。
セツナトリップ(Last Note. feat.GUMI) Bチーム2曲目
これまでの3曲からすれば急に知名度下がるか?とG.Oは危惧していましたが、ここでセツナトリップ!
一応、戦略としては「ぷ」という反撃が限られる文字で攻撃する狙いもありましたが、アローは久しぶりに歌ったこともあり、序盤怪しいところがありつつも、楽しく歌い切りました。
「あ゛ー!もーっ!ギターッ!!」
Pretender(Official髭男ism) Aチーム3曲目
これまた「ぷ」から始まる曲といえば、という曲としてのPretender。
そして、この辺りから、相手の曲が終わるギリギリのタイミングで曲を転送する、という手法が定番となりました。相手チームにギリギリまで次の曲について考える時間を取らせないためです。
ちなみに、一方で、相手の曲が始まった瞬間、映像が流れだしタイトルが表示され『キー設定』が画面上部に表示される瞬間に次の曲を転送すると、次の曲の表示に『キー設定』の表示がかぶることで、その曲が終わるまで相手に次の曲を知られずに済むという謎のウルテクが発見されましたが、そのタイミングを見極めるのが難しいこと、そして何より自分たちの思考時間がかなり短くなってしまうことから、実用には至りませんでした。
さて、そろそろ喉も温まってきたということで、ここからしりとりも熾烈な争いへと変わっていきます。
ダンスホール(Mrs. GREEN APPLE) Bチーム3曲目
「る」攻めです。
しりとりをするからには「る」攻めは避けては通れません。
今回のゲームのルール上、「る」のような選曲の幅の小さい文字におけるKOをいかに相手に押し付けられるかで勝敗が決まるため、積極的に防御力の弱い文字を狙い続ける必要があります。
もちろんそれは相手チームも理解しているはず。これ以降、互いに相手の「る」の弾数を削り合う勝負が始まります。
会戦の狼煙となったのはMrs. GREEN APPLEでダンスホール。ミセスの曲をよく聴くG.Oによる選曲です。「ダンスホール」の韻が印象的なこの曲は、それ故に「る」で終わる歌詞も多く、「る」攻め開始を象徴づける曲のようでもありました。
事前準備より前の段階として、元々アローが歌える「る」の曲のレパートリーとして持っていた曲がLOSERとルマでした(「ルージュの伝言」が使えないので)。
結果としては両曲ともAチームに歌われてしまったわけですが......(ワオーン)
さて、先ほど「る」攻めが始まったと書きましたが、早速「ま」から始まって「る」で終わる曲名を見つけられませんでした。まずいです。
とりあえず選んだのは、あいみょんでマリーゴールド。無難なあたりで選曲したのですが......
ドーナツホール(COVER)(ハチ/米津玄師) Aチーム5曲目
「る」で返されました。いや、そりゃそう。
ドーナツホールという選曲の可能性は、相手が1曲目にLOSERを歌ってきたことからも予想するべきであったのに、安易に「ど」を回してしまったのは明らかに失策でした。
「る」で返せないときは、相手が「る」で返してこれないような文字を送らなければいけない、というあまりにも初歩的なしりとり上の戦略にアローとG.Oはここで初めて気づいたのです。
ルーザーガール(ツユ) Bチーム5曲目
G.Oが切り札として準備していた「る」返しを、ここで使いました。
相手にも「る」返しがあった場合だいぶ厳しい展開になることは予想していましたが、「る」攻めの流れを取り戻すことを優先。
ルカルカ★ナイトフィーバー(samfree) Aチーム6曲目
「ば」......?
ばかまじめ(Creepy Nuts×Ayase×幾田りら) Bチーム6曲目
結論から言うと、「ば」から始まって「る」で終わる曲は見つけきれませんでした。
我々のしりとりカラオケのルールでは清音と濁音は区別するルールでしたが、今回お借りしたカラオケルームに置かれていたデンモクの曲検索機能では清音・濁音・半濁音が区別されず表示される仕様となっておりました。
つまり、検索画面で「ば」や「ぱ」から始まる曲を調べても、「は」から始まる曲と合わせた形で検索結果として表示されるのです。
これにより、バ行・パ行から始まる曲がかなり検索しづらくなり、3分程度の思考時間の中で条件に当てはまる曲を探すことが非常に困難でした。
「ばかじゃないのに(ずっと真夜中でいいのに。)」や「バニー(すりぃ)」と比較した結果、やや防御力の低い「め」で返せる「ばかまじめ」を選曲しましたが......
(ちなみに、後から調べ直してみたところ、普通に同じくCreepy Nutsの「バレる!」とかそうでなくても「Bad Apple」とかありました。事前準備が足りてない......)
メーベル(バルーン) Aチーム7曲目
「め」→「る」、あるんだ......。
完全に「る」で攻められる側に回ってしまい、厳しい戦いになってきました。
そしてまた3分という短い思考時間。事前に仕入れていた「る」のストックを切り崩していくしかありません。
ルパン三世の有名なあのテーマ、歌詞があるらしい。そのことをアローが知ったのは中学生の頃、音楽の授業で自由に曲を選んで発表するという機会に友人が歌っているのを見た時でした。
同じ授業で別の友人がピアノで4分33秒を演奏していたことも思い出しましたが、それはさておき。
アローが今回のガチしりとりカラオケのために「る」対策として準備してきた曲の一つです。対策といっても、主なメロディーは知りすぎるほどに知っているため、有名でないCメロのような部分がないかどうかを確認するという程度でしたが。
そしてここで「ルパン三世のテーマ」を選んだことにはもう一つ理由がありました。
それは「ま」で返せること。
先ほど我々Bチームが「マリーゴールド」を選ぶしかなかったように、「ま」から始まり「る」で終わる曲は決して多くはないはず。
ここでAチームによる「る」攻めを途切れさせることができるはず......!
マトリョシカ(ハチ feet.初音ミク、GUMI) Aチーム8曲目
思った通り、Aチームは「る」で返してきませんでした。
さて、ここでまたもやハチ(米津玄師)の曲が選曲されていますが、もはや1曲目のLOSERの時のようにみんなで和気藹々と歌っている暇はありません。
我々は「か」から「る」の曲を一刻も早く見つけなければいけないのです。
風が吹いている(いきものがかり) Bチーム8曲目
ありました。
ここでなんとか「る」攻めの流れを引き戻せました。反撃開始です。
ロンドン五輪のテーマソングでもあった「風が吹いている」、小学生の頃によく聴いていました。めっちゃ懐かしい。
なお、演奏時間が約8分あり、遅延行為か?と煽られました。
そしてゆっくりとした曲調だったこともあり、この曲で我々Bチームは90点を超える得点を叩き出しました。ルールにのっとり、後ほどTohlとだいすけにはドリンクを取りに行ってもらいます。
ルルル(ゆず) Aチーム9曲目
おい。
ちゃんと相手も「る」返しを用意していました。
ましてや、ゆずという自分たちも普通に聴いてそうなアーティストでクリティカルな攻撃をされたことに動揺が隠せません。
前の曲で「勝利の風が吹いてるんじゃないの〜?」とか言ってた(G.Oが)のが非常に恥ずかしいです。
るるるの歌 <フルバージョン> (サキタハヂメ) Bチーム9曲目
アローが今回のために仕入れてきた「る」対策の曲、その2です。
Eテレ朝の番組「シャキーン!」より「るるるの歌」。THE 世代。
先述の通り<フルバージョン>部分は曲名としてカウントしないため、「た」で返します。
るるるるる......
タッチ(岩崎良美) Aチーム10曲目
返すAチームも、懐かしのアニメソングを選択してきました。さすがにずっと上の世代ですが。
小さな恋のうた(モンゴル800) Bチーム10曲目
「る」ではなく「ち」が回されてきたことで首の皮が一枚繋がった気持ちになりましたが、さすがにここで安心するだけで終わるわけにはいきません。
「る」を返さなかったということは、「た」から始まり「る」で終わる曲を見つけられなかったということでは...?
検証も兼ねて、「た」でまた返すため、「小さな恋のうた」を選曲。
もし推測が当たっていれば、今後安全策として相手側が「た」を送ってくる可能性も十分にあり、その場合アローが「誰が為にCHAKAPOCOは鳴る(ネクライトーキー)」を歌うことでクリティカルな攻撃ができるはずと戦略を練ります。
多分、風。(サカナクション) Aチーム11曲目
ほら! ほら! ほら!!(モンゴル800)
読みが当たって嬉しくなるも、一方で向けられた文字は「ぜ」です。
「ぜ」→「る」の曲を見つけることはできず、「零 -ZERO-(福山雅治)」や「全力キング(古川貴之)」でなんとか返そうかと考えますが、それよりも「ゆ」→「る」はそんなにないだろうということで、G.Oがおそ松さんの主題歌を選曲。曲幅が広い。
Ubiquitous dB(ユナ(CV:神田沙也加) Aチーム13曲目
なんて読むの???
次の曲として上の曲名が表示された時、まず読み方がわからないけど???という気持ちが第一に湧き上がりました。「ユナ(CV:神田沙也加)」の表示からSAO関係の楽曲か...ということは察しがつきましたが、曲名の読み方は「ユビキタス デシベル」とのこと。
「る」じゃん!
だいすけが80点のラインを越えるかどきどきしながら歌っているのを横目に、我々Bチームは血反吐を吐きながら曲を探します。
R-18(cosMo@暴走P feat.初音ミク) Bチーム13曲目
こちらも読み方のわかりにくい曲を選曲。
読み方が「エイティーン」だったら負けだぞ!?とハラハラするアローの横で、「ルートじゅうはち」をG.Oが歌い上げます。
彼自身、めちゃくちゃ昔に聞いてた曲を検索で掘り当てての選曲だったらしく、思い出しながらなんとか80点を超え無事「る」をしのぎました。
Choiced 漢 Soul feat.木村昴(リサイタルズ) Aチーム14曲目
「る」攻めが続いています。かなり厳しい。
「feat.〜」の部分は曲名にカウントしないというのが今回のルールでしたが、この曲は「木村昴」まで含んでも「る」で終わるという徹底ぶり。抜かりありません。
さて、この時点でほぼこちらの「る」の残弾は枯渇しています。「ルートスフィア(Last Note. feat.GUMI)」などギリギリ耐え忍ぶことはできますが、「アイドル(YOASOBI)」や「アニマル(DECO*27)」が当然のように先に見えている以上時間稼ぎにしかなりません。
どうせ1文字目のKOを喰らうなら早いうちに済ませておいて、2文字目、3文字目のKOのために動ける時間をできるだけ多く確保しておいた方がいいというのも確かです。
うっすらとKOを受け入れる覚悟をしつつ、それでも打開策はないかとギリギリまで粘る中、
ここで奇跡が起こります。
理由はわかりませんが、「Choised 漢 Soul」は採点非対応の曲でした。
歌える曲か歌えない曲かの判断基準にカラオケの採点機能を利用している以上、さすがにここは審議が入ります。
チルドレンレコード(じん feat.IA) Aチーム14曲目(歌い直し)
審議の結果、Aチームの歌い直しが決まりました。
選ばれたのは、チルドレンレコード! とりあえず「る」じゃないことに安堵します。
非常に歌うのが難しいこの曲を、しかしここで選んできたのは既に自分たちが「ドーナツホール」で「ど」→「る」の曲を一つ潰しているからでしょうか。
ドキドキする(PEOPLE 1) Bチーム14曲目
ただの「ど」から始まる曲ではなく、ちゃんと「る」で終わる曲をこちらはまだ持っていました。
先月リリースされたばかりのPEOPLE 1の新曲「ドキドキする」、当然アローもカラオケで歌うのは初なので80点切るのではないかとドキドキしながら歌いましたが、1ヶ月間で何度も聴いていた甲斐があって無事歌い切ります。
さあ反撃です。
ループ&ループ(ASIAN KUNG-FU GENERATION) Aチーム15曲目
「る」に対してAチームが返すのはアジカンの「ループ&ループ」。アローも事前対策でチェックしてはいたものの覚えきれなかった曲でした。
ここでまた「る」返しが来たら終わっていましたが、さすがにもう無いようです。削り切る......っ!
PLATONIC GIRL(みきとP) Bチーム15曲目
トドメを刺すつもりでG.Oが「PLATONIC GIRL」を繰り出します。
メロディーは曖昧だったらしいのですが、どちらにしても厳しい局面だったので、ここで何とか決め切りたいところ。
縷々(RADWIMPS) Aチーム16曲目
ここで、「る」返し、か......ッ!
この曲もまた、事前準備で把握していながらも覚え切ることができなかった曲でした。
...しかし、それは相手チームも同じだったようで。
TohlらAチームも、既にほとんどの「る」を使い果たしていたらしく、このままではジリ貧という状況で歌えるかわからなかったけどダメ元で挑戦した曲だったようです。
結果としては、採点を待たずにギブアップ。
互いに精神をすり減らし気付けば2時間半が経ったところで、ようやく一つ目のKOが出ました。
辛くも「る」攻め合戦を制したのは我々Bチーム。1点リードです。
後半戦に続く!!
幕間🍝
5時間ぶっ続けのカラオケなので、当然お昼ご飯もカラオケ店内で注文させていただきました。
もちろん、しりとりを途切れさせることはなく、相手が歌っている間に一方では自分たちの次の曲を必死で探しながら他方では昼食を取る、という忙しないランチタイムです。
注文したのは何故か4人ともカルボナーラ。一番美味しそうだったからね。とても美味しかったです。
ガチしりとりカラオケ後半戦!!
さて、一つ目のKOが出たところでしりとりは一旦仕切り直し、残り時間もだいたいちょうど半分となりました。ここからは「を」「ん」の他に、「る」で終わる曲も入れられません。
初めと同じく、無作為に入れた選曲番号から表示された曲は「行け行け飛雄馬(アンサンブル・ボッカ)」。
KOを出したAチームから「ま」でしりとり再開です。
後半戦1曲目は、菅田将暉の人気曲から始まりました。
アローも好きです、菅田将暉。カラオケではよく「さよならエレジー」や「ロングホープ・フィリア」を歌います。
シュガーソングとビターステップ(UNISON SQUARE GARDEN) Bチーム1曲目(ラウンド2)
返すBチームの後半戦1曲目もカラオケ定番曲、シュガーソングとビターステップです。
みんな大好きシュガソン! 定番曲に対して定番曲で返すつもりももちろんありましたが、この時点ではまだ後半戦で何の文字を狙って攻めるかを決めていなかったので、とりあえずジャブとして「ぷ」を送ってみるという意味もありました。
先述のように、パ行はハ行・バ行と同時に検索結果に表示されるので限られた思考時間では攻撃に効果的な曲を見つけるのが難しいという性質があります。
Phrase & Melodies!!
プロローグ(Uru) Aチーム2曲目(ラウンド2)
相手もターゲットとする文字を模索中といったところでしょうか、2曲目は「ぐ」を送ってきました。
1つ目のKOをくらっている以上、Aチームは少なくとも2回我々Bチームを詰ませる必要があります。逆にいうと、あと1度までは我々はKOを受けても少なくとも負けはしないということになりますが、しかしどうせならもう一度相手を詰ませて完全勝利したいもの。
っていうか「ガチ」でやっている以上、引き分けと負けに大差はありません。
価値があるのは勝ちだけ。
こちらも積極的に防御力の低い文字を狙っていきたいところです。
濁音の「げ」を送ってみます。歌うのはご存知「紅蓮華」。
アローが一番好きなエピソードは遊郭編です。
Get Wild(TM NETWORK(TMK)) Aチーム3曲目(ラウンド2)
シティハンター、掲示板に書くXYZの暗語に永遠に憧れがあります。
まあ、Get Wildといえば日村勇紀のイメージも強いよねとも当日は盛り上がりました。
ドラマツルギー(Eve) Bチーム3曲目(ラウンド2)
ヴァンパイアハンターの1人、ではなく。
このあたりまで比較的定番曲が続きます。歌唱も両チームともそれぞれ二人で歌うことが自然と続き、互いに何の文字で攻めるか探り探りではありますが、のびのびと歌えた数ターンといったところでした。
ギガンティックO.T.N(ギガP feat.鏡音レン) Aチーム4曲目(ラウンド2)
??? なんか来ました。
アローは当日まで知らなかった曲なので判断できないんですが、これ記事出せるヤツですか?
問題なく記事に出てるならコンプラチェックしてくれるサークルの方からOKが出たということでしょうし、逆にNGだったら上には曲名の最初の「ぎ」と最後の「ぬ」だけが表示されているはずです。
そう、「ぬ」です。
要対策文字筆頭である「ぬ」がここで来ました。
ぬくもり(川崎鷹也) Bチーム4曲目(ラウンド2)
ちょっと検索していただければわかると思うのですが、「ぬ」から始まる曲、マジで少ないです。
G.Oが用意していた「ぬくもり」でなんとか一度は凌ぎますが、対策して持っていた曲ももう残っていなければ、その場で検索したところで聴いたことのありそうな曲が見つかることも全くありませんでした。
ワンパンで引き分けに持ち込まれることは何とか防げたものの、これ以降「ぬ」が回されたら即KOという恐怖と常に向き合いながら勝負に臨むことになります。
REALiZE(LiSA) Aチーム5曲目(ラウンド2)
「ぬ」を何とか凌ぐも次に回ってきたのは、しりとりにおいて実は「る」より強い文字とされる「ず」の文字。
REALiZE、難しい曲ではありますが、LiSA好きのだいすけがなんとか歌い切っていました。
ちなみにこの曲はアローのイチオシ映画でもある『スパイダーマン:アクロス・ザ・スパイダーバース』吹替版主題歌。
パラレルワールドのスパイダーマンたちがたくさん集結し、アニメ・実写・白黒・レゴなど様々な世界観が入り混じりながら物語を繰り広げる、カオスで楽しい映像作品『スパイダーバース』シリーズの2作目です。
1作目の『スパイダーマン:スパイダーバース』が今ならアマプラで見放題となっているので、ぜひ!ご鑑賞ください!!
ズッコケ男道(関ジャニ∞) Bチーム5曲目(ラウンド2)
「る」がKOで使えなくなった場合には当然「ず」で攻められる可能性も高いと考えて、ちゃんと事前準備で「ず」の対策もしています。
「ず」対策の1曲目としてG.Oが用意していた「ズッコケ男道」。
アローもサビだけ知っていたので、イェイ イェイ イェイと援護射撃だけします。
CHAINSAW BLOOD(Vaundy) Aチーム6曲目(ラウンド2)
アニメ チェンソーマン第1話主題歌、CHAINSAW BLOOD!
先ほど「ち」を送ったことで「CHEERS(Mrs. GREEN APPLE)」を選曲される可能性も恐れてはいましたが、回ってきたのは「ど」でした。
ドライフラワー(優里) Bチーム6曲目(ラウンド2)
「ど」→「ず」となる曲は見つからず、そこで終わりの文字から「ず」に繋げにくそうな曲を探します。
「わ」から始まり「ず」で終わる曲が少なそう......という読みから「ドライフラワー」を選曲しました。
惑星ループ(ナユタン星人) Aチーム7曲名(ラウンド2)
「ず」ではなかったものの、「ぷ」が来ました。
繰り返しになりますが、パ行は、ハ行・バ行と併合されて検索結果が表示されることもあり非常に検索性が低いです。3分の演奏時間の中、何とか次の曲を探しますが......
プライド革命(CHiCO with HoneyWorks) Bチーム7曲目(ラウンド2)
中学生の頃の記憶を蘇らせながら歌います。
一途(King Gnu) Aチーム8曲目(ラウンド2)
対するAチームもジャンプアニメの主題歌。呪術廻戦0から「一途」です。
「純愛だよ」
ずっとずっとずっと(緑黄色社会) Bチーム8曲目(ラウンド2)
G.Oの「ず」対策、その2です。
さて、ここで我々Bチームの「ず」対策と作戦について説明したいと思います。
事前に準備してきて問題なく歌えると判断した「ず」の曲は、G.Oの「ズッコケ男道」「ずっとずっとずっと」と、アローの「ずっと好きだった(斉藤和義)」の計3曲。緑黄色社会の「ずっとずっとずっと」はともかく、他の2曲についてはAの趣味や選曲の傾向から相手チームには選曲されにくいと考えていました。
一方で、そうはいっても自分たちのストックが少ないことから、ゲーム中も「ず」で始まるその場で歌えそうな曲を見つけようとデンモクの検索機能を駆使し続けます。
そんな中で、1曲、とてつもなく強い「ず」から始まる曲、それだけでなく「ず」で終わる、「ず」返しができる曲を見つけました。
「Zzz(佐咲紗花)」
TVアニメ『日常』のEDテーマ、読み方はなんと「ズズズ」。「ず」攻め勝負においてあまりにも最強すぎる曲名です。
また、この曲、アニメ『日常』を見ている人は少なくないとしても、決して現在においても大人気であったりランキングに常住しているような定番曲であったりするわけでもなく(OPテーマの方との知名度格差もある)、デンモクで検索するにあたっても自発的に「ずず」あるいは「zz」まで打って初めて候補に出ることから、とても見つけにくい曲であるはずです(多分)。
「Zzz」は、この「ず」攻めを中心とするしりとりの流れにおいて、必ず切り札となる曲である。アローはそう確信し、今後ギリギリまで「ず」から始まる曲を互いのストックから減らし、ここぞという場でこの曲を歌い、勝負を決めようという風にG.Oと作戦を練りました。
トンデモワンダーズ(sasakure.UK) Aチーム9曲目(ラウンド2)
「ずっとずっとずっと」で「と」を返すも、即座に「ず」攻めで対応されます。
一応「Zzz」という切り札があるとはいえ、ギリギリの勝負ではあるため、事前に準備していた最後の曲を選ぶしかありません。
ずっと好きだった(斉藤和義) Bチーム9曲目(ラウンド2)
小学生の頃のアローが、斉藤和義にはまり、よく聴いていた曲の1つです。
歌うのは非常に久しぶりでしたが、幼い頃覚えた曲というのはいつまでも忘れないもの。懐かしみ、楽しみながら歌いました。
ただ君に晴れ(ヨルシカ) Aチーム10曲目(ラウンド2)
ここで返ってきたのは「れ」。Aチームの「ず」攻めが一旦途切れました。
さて、一応「Zzz」という切り札があることで心理的にはだいぶ余裕を持てていますが、しかし、この作戦にはもしかしたら穴があるかもしれないということに気付きました。
「Zzz」という曲に検索から辿り着くことは困難だとしても、『日常』のアニメに対して我々以上に造詣が深い場合は......?
かつて聞いたことがあるのですが、だいすけという人間は、ほとんどアニメを見る習慣がないらしく、しかしその中で数少ない知っている作品というのが、『クレヨンしんちゃん』と『日常』の2つだけである、とのこと。
以前雑談の中で話題になった程度の話であり、この記憶に完全な自信があるというわけではないのですが、もしだいすけが『日常』のEDテーマをふと思い出した場合、我々の作戦は根本から崩れ去ることとなります。
現状、Aチームが「Zzz」ならびにその他「ず」返しができる曲に気付いていそうな素振りは見せていませんが...
レンズ(幾多りら) Bチーム10曲目(ラウンド2)
相手の「ず」攻めが止まったため、転じてこちらの反撃と行きたいところです。
アロー「『れ』から始まって『ず』で終わる曲......、『レンズ』とかって曲なんかあって歌えたりしない?」
G.O「あるわ」
というわけで幾多りらで「レンズ」。持つべきものは、適当に単語を言ったらその曲名の曲を歌ってくれる友人!!
ずっと真夜中でいいのに。メドレー(ずっと真夜中でいいのに。) Aチーム11曲目(ラウンド2)
ずっと真夜中でいいのに。『勘冴えて悔しいわ』MV (ZUTOMAYO - Kansaete Kuyashiiwa) - YouTube
完全に盲点でした。
今回のルールでは特にメドレーについての規定はありませんでしたが、その抜け穴を突いたTohlのファインプレー。着ているトレーナーの「ZUTOMAYO」の文字も輝きます。
「Choised 漢 Soul」のように採点対象外である可能性も考えましたが、そんなこともなかったため問題なく1曲としてカウント。
なお、JOYSOUNDにおいて、ずとまよのメドレーはもう一つ、「ずっと真夜中でいいのに。ヒットソングメドレー」がありました。メドレー内の曲目はわからなかったので軽率には選曲できませんが、「ず」のストックとして歌えるかもしれない曲の1つとして、我々もストックに一応追加しておきます。
レディメイド(Ado) Bチーム11曲目(ラウンド2)
「レンズ」を歌ったばかりということもあり、「れ」→「ず」の曲は見つかりませんでした。
思いついた「Radio Noise(feat.Ado)(ミコ吉)」はどうやらJOYSOUNDのカラオケには収録されていないらしく、「ず」以外の文字で、「ず」を回されないような文字を見つける必要があります。
選んだのはその流れからAdoの「レディメイド」。先ほど自分たちが「CHAINSAW BLOOD」に対して「ず」で終わる曲名で返せなかったことから、同じように「ど」を相手に送ります。
ドラえもんのうた(山野さと子) Aチーム12曲目(ラウンド2)
読みは当たっており、相手も「ど」→「ず」の曲は持っていなかったようです。
どこでもドアより先におもちゃの兵隊が登場することでお馴染み「ドラえもんのうた」。
星野源の「ドラえもん」だと最後が「ん」なのでしりとりでは使えません。
ターコイズ(SEKAI NO OWARI) Bチーム12曲目(ラウンド2)
Aチームが「た」を送ってきたのは、先ほど「ずっと好きだった」を「ただ君に晴れ」で返した時に「た」→「ず」となる曲がないと思ったからでしょうか。
我々は持っていました。セカオワが今年リリースした「ターコイズ」。
トドメのつもり、「ず」を喰らえ!!
ズルい女(シャ乱Q) Aチーム13曲目(ラウンド2)
歌えるのか〜! こちらもチェックはしつつも準備が間に合わなかった曲。
延命されつつ、しかし相手チームもそろそろストックが切れて厳しくなってきていそうな様子が窺えます。
名前のない怪物(EGOIST) Bチーム13曲目(ラウンド2)
「な」→「ず」の曲は見つけられなかったため、相手チームが「ず」にも「ぬ」にも繋げにくそうな「つ」で終わる曲を選びます。
久しぶりに歌った、「名前のない怪物」......!
さて、ゲーム終了まで残り約30分となりました。
1曲5分として計6曲。3ターンの攻防と考えると、そろそろ時間を稼いで1ポイント差のまま逃げ切るという勝ち方を視野に入れてもいいかもしれません。「ガチ」なので。
「ず」は「Zzz」があるため一度なら回されても良いとして、「ぬ」に関しては、(相手チームに気付かれているかはわかりませんが)我々には「ぬ」のストックが1曲も残されていない以上、即KOとなり引き分けに持ち込まれてしまうため、絶対に回避しなければいけません。
ここからは、「ず」で攻めてダメ押しの2KO目をもぎ取ることも狙いつつ、いかに「ず」「ぬ」を回されないかという立ち回りをしていく必要があります。
相手チームも「ず」で終わる曲名が見つからなかったらしく、「つ」返しの曲「罪と罰」です。
上手く歌うのが難しいこの曲を80点を超えるように相手チームが奮闘しているのを見ながら、また「ず」「ぬ」に繋げるのが難しそうな文字で終わる曲を探します。
月と花束(さユり) Bチーム14曲目(ラウンド2)
「ず」の代わりに、検索性の低い「ば」で返します。
選曲に関しては、アローが月の聖杯戦争が好きなので......
Bad Sweet Trap(LiSA) Aチーム15曲目(ラウンド2)
ここで「ぷ」です。とりあえず「ず」「ぬ」が回ってこなかったことに毎度のように安堵しますが、またもや曲探しが大変なパ行。
「ぷ」から始まり「ず」で終わる曲はなかったはず......?
プレゼント(SEKAI NO OWARI) Bチーム15曲目(ラウンド2)
既に「トンデモワンダーズ」で「と」→「ず」の曲を使っている以上、「と」から始まり「ず」で終わる曲のストックもそうそう無いんじゃない?
ゲームも終盤になり、もはやその仮説を検証する余裕も我々には残っていませんでしたが、疲れ切った中でも歌えるほどアローが何年も聴き馴染んでいるセカオワの曲を歌います。
残り時間はあと15分くらい。あとAチーム2曲/Bチーム1曲歌えるといったところでしょうか。
そうすると、そもそも「ず」で返されたところで「Zzz」という切り札を隠している我々の逃げ切りは決まったようなもの。
「ぬ」さえ返されなければ......! どうだ......!!
Tomorrow never knows(Mr. Children) Aチーム16曲目(ラウンド2)
やっぱりあるんだ、「と」→「ず」。
ですが、勝った......。
土壇場で「と」から始まり「ず」で終わる曲を見つけてきた検索力はさすがですが、この時点で我々の勝ち逃げはほぼ確定です。「ぬ」が来たら死んでた......。
「Tomorrow never knows」、ミスチルに詳しくないアローでも曲名は知っているくらいの有名曲ですが、果たしてTohlとだいすけは歌えるのか。
80点を切ったため、AチームKO!!
直前まで二人ともスマホで曲を聴いて確認していたようでしたが、ギリッギリで合格点まで届かず、Aチームに2つ目のKOがつきました。
これによって、Bチームの完全勝利が決まります。
第1回「ガチしりとりカラオケ」を制したのは、アロー & G.Oの Bチーム!!!!!
俺たちの!! 勝ちです!!!! ガチで嬉しい!!!!!!
幕間(おまけ)
勝負は決まりましたが、カラオケを借りている時間が10分弱余ったので、残り時間もなにか歌うことにしました。
とりあえず入れたのは、もちろん佐咲紗花で「Zzz」。カラオケで歌うのは初めてでしたが、勝負の外で歌えるということもあり、のびのび歌わせていただきました。
(もう一回貼っちゃいます)
その後、カラオケで最後に歌う曲として、その日1日禁止されていた「ん」で終わる曲を歌おうということに。
だいすけの発案で「敗北の少年(kemu)」をAチームの二人に歌ってもらいました。
終わりに
こうして、第1回「ガチしりとりカラオケ」は幕を閉じました。
端的に感想を言うと、ガチしりとりカラオケ、めちゃくちゃ楽しかったです!!
アローがそういうゲームが好きというのもありますが、このゲーム、予想以上に体力と精神力を使いまして、というのも、カラオケの一室にこもって2回に1回手番が回ってくるし、割と真面目に歌わないと合格ラインの80点を超えないし、歌っていない時も相手の思考を読みながら曲を探す必要があるので休んでなんかいられないしで、
長時間に渡って密度の濃い、決して普段の日常では味わえないような真剣勝負を体験できる、最ッ高のゲームでした。
また、この記事をここまで読んでくださった方々ならもうわかっていると思いますが、超久しぶりに歌う懐かしい曲や、自分しか知らないようなマイナーな曲を歌う必要のある場面が結構訪れます。
つまり、友人とカラオケに行く時には気兼ねして選曲しないような100%自分の趣味に振った曲や、かなり昔ハマっていてよく聴いた曲だけど自分でもすっかり忘れていたような曲を歌うにあたって、周囲に遠慮する必要がなくなるどころか、それを歌うことで勝負を有利に持っていけるような、相手チームにクリティカルな攻撃ができるような場面が結構ありました。
普段とは全く違うカラオケの楽しみ方ができるだけでなく、いつもはしない新鮮な選曲ができたり、自分のとっておきが最強の切り札になったりもするのです! 嬉しい!!
アウトロがあまり長いと、演奏停止されちゃいがちなのもカラオケの常。
というわけで、この辺りで記事を終わらせていただきたいと思います。
ここまで長い記事をお読みいただき、本当にありがとうございました!!
もしまだ読んでいないという方がいらっしゃいましたら、この記事と同日に公開されているTohl の記事の方もぜひお読みください! あの日何が起こっていたのか、彼らAチームの視点で追うことができます。
そして、ぜひ! 皆さんも「ガチしりとりカラオケ」で遊んでみてください!!
めっちゃ、楽しいので!!!!!!!!
積極的に「ぬ」を狙っていきましょう!!!!
それでは、楽しいカラオケ & しりとりライフを!
以上、AnotherVision 8期のアローでした!!!
巻末付録
以下、付録として今回歌った曲をまとめて残しておきます。
あなただったらどの場面でどんな曲を入れますか?
聴こえる?
A LOSER
A 前前前世
B セツナトリップ
A Pretender
B ダンスホール
A ルマ
B マリーゴールド
A ドーナツホール
B ルーザーガール
A ルカルカ★ナイトフィーバー
B ばかまじめ
A メーベル
B ルパン三世のテーマ
A マトリョシカ
B 風が吹いている
A ルルル
B るるるの歌
A タッチ
B 小さな恋のうた
A 多分風
B 全力バタンキュー
A Ubiquitous dB
B R-18
A Choiced 漢 Soul チルドレンレコード
B ドキドキする
A ループ&ループ
B PLATONIC GIRL
A 縷々 → AチームKO
行け行け飛雄馬
A まちがいさがし
A プロローグ
B 紅蓮華
A Get Wild
B ドラマツルギー
A ギガンディックO.T.N
B ぬくもり
A Realize
B ズッコケ男道
A CHAINSAW BLOOD
B ドライフラワー
A 惑星ループ
B プライド革命
A 一途
B ずっとずっとずっと
A トンデモワンダーズ
B ずっと好きだった
A ただ君に晴れ
B レンズ
A ずっと真夜中でいいのにメドレー
B レディメイド
A ドラえもんのうた
B ターコイズ
A ズルい女
B 名前のない怪物
A 罪と罰
B 月と花束
A Bad Sweet Trap
B プレゼント
A Tomorrow never knows → AチームKO
おまけのおまけ
この記事を書いている今、ガチしりとりカラオケ当日からもうすく何週間か経ったところですが、それからというもの、曲を聴くたびに「これはしりとりで強い曲名か?」を問い続けている頭の中の自分がいることに気付きました。
ガチしりとりカラオケを経験したことで、「しりとりにおける強さ」という新しい曲に対する評価軸が自分の中に生まれてしまい、今や完全に居座っています。
助けてください。