CoC『ここにはなにもない』

 
  
 
CoC『ここにはなにもない』
 
 
 
人数:1人~
時間:~1時間
舞台:現代日本
推奨技能:目星、低すぎないPOW
 
 
—これ以上は進まない方がいいよ。

 

 

 

 

 

▽本文▽

ある日、ネットサーフィンをしていたあなたは一本のブログ記事を見つける。


はじめまして。
■■■の■■■と申します。

簡素な自己紹介から始まっているその記事は、どうやら複数人リレー形式の企画の内の一本らしい。

 

 


▼記事を読み進める


《幸運》または《アイデア

 

成功→こちら

 

失敗


 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんてシナリオは存在しない。

 


改めまして、こんばんは。
AnotherVision 8期のトマトです。
最近はほとんど活動していませんが、アナビでは裏方の業務やテキストなどを担当しています。

AVCCに参加するのも今年で3回目。3回目ともなると書くことがなくなってくるものです。
ということで、ここから先はAVCCで書こうとしたものの、一本の記事にするほどではなかったテーマの書き散らしになっています。

 

 

 

 TRPG

大昔に少しだけかじっていたTRPGという遊びを2022年からまたやるようになりました。クトゥルフ神話TRPG(CoC)やエモクロアなどをメインに、高校同期やアナビ付近の人たちと遊んでいます。2023年は週1くらいで遊んでた気がします。
TRPGというとシナリオを書ける人は多才ですごいなと思います。ストーリーを考えて書くだけじゃなくて、ダイスロールの結果による分岐やゲームバランスも考えないといけませんからね。シナリオを書く人は知り合いに何人かいますが、新作のシナリオを告知したり原案やコンセプトについて話していたりするのを見る度に、その多才さを思い知らされているような気がします。
自分でもいつかオリジナルのシナリオを書けたらいいんですけど、書きたい気持ちだけを抱えたまま書けずにいます。いつかって言ってる時点でダメかもしれない。

 

 

テキストについて

文章を書くというのはどうも苦手ですね。堅苦しい文章であれば一種の正解のようなものが自分の中にあるんですけど、物語だとかブログだとか、自分の中から何かを生み出して発信するような文章は苦手です。使う言葉も書く内容も正解が分からないのでずっと迷子になってしまいます。
逆に得意な文章は正解があるもの、例示を出すのは難しいんですけど内部向けの文章とか注意書きみたいなものでしょうか。あとは他人の書いた文章を読んで修正することも得意です。得意だし正しいと思ってやっているんですけど、たまに自分のやっていることは刃物の切っ先を潰してただの金属片にしているだけのように感じることがあります。

 


絵を描き始めた

絵を描き始めました。そんなに多くは描いてませんが、TRPGで使用する立ち絵だったり、趣味の絵だったりを描いています。
難しいし時間もかかるけど、自分の欲しい絵を自分で生み出せるようになるんだと思うと楽しいです。需要と供給が自分の中で完結しているのも良いですね。自分で絵をオーダーして、自分で描いて、自分で飾って、自分で眺めて。本当の“個”展ができそう。たまにそれを偶然覗いた人が褒めてくれたりするのもそれはそれで嬉しいです。
ただ、自分の絵は全て自分のために描いているので、自分からの需要や評価が落ちたりなくなったりしたら終わりなんだろうなと思います。そうなったときのことを考えると怖くて仕方がない。

 

クリエイターが苦手

クリエイターが苦手です。これはずっと言ってるから、知ってる人からしたら耳にタコができるほど聞かされた話かもしれない。
クリエイターと呼ばれる人、あるいは自称している人って、光属性であることが多いような気がするんですよね。自信を持って創作活動をしている人はもちろん、悩んだり苦しんだりしながら創作活動をしている人も夜空の星とかトンネルのライトみたいな光を持ってる。大きめの石の下に潜んでいるダンゴムシのような私にとっては、刺激が強すぎるんですよね。あと普通に羨ましい。石の下に引きこもります……。
ところでクリエイターってどういう定義なんでしょうか。苦手だと言う割には自分の中でも定義が曖昧で、よくそこをつつかれて論破されています。最近考えていたものだと、何かを作って大衆に提供する人、とか。これは絵を描き始めた私のことをクリエイターだと言ってくる人に対して反論するための定義なんですが、たとえば家庭菜園をしている人を「農家」とは言わないじゃないですか。じゃあ農家と家庭菜園をしている人の違いって何だろうと思ったときに、自分や身内以外の人に提供しているかどうかなんじゃないかと。
まあ色々言いましたけど、「クリエイターって呼ばれる人、ちょっと苦手だな……」というだけの話です。

 

アナビに入って良かった

「なんやかんやAnotherVisionに入ってよかったな」「8期でよかったな」なんてことを、たまにぼんやりと考えるようになりました。「老害」なんて言葉もありますが、本当に老人みたいですね。
それでも、アナビで経験したことは多分他ではできてないし、アナビで知り合った人と遊ぶことが多いのでやっぱり入ってよかったと思ってます。
同期に関しては、十人十色の才能を持っていたり、創作が得意だったり、色々な意味で強い人が多くて最初は嫌でした。それこそクリエイターらしい人も多いですからね。私がここまで卑屈になったのも、それだけみんなが輝いていたということでしょう。そんな卑屈で厄介な私を引き留めたりそっとしておいてくれたりして、めったに顔を出さなくなってもイベントで会えば声をかけてくれた同期には感謝してます。ありがとな!これからも安心して拗らせます。

 

 

拗らせた恋愛

拗らせといえばもう一つ、創作というものに憧れがあってそれを拗らせていたように思います。最初は本当に憧れていただけなんですけど、高嶺の花のくせにたまに気まぐれで近づいてきたり自分に近しい人と親しくしていたりするから、勘違いして好きになってしまいました。でも届かないし振り向いてくれないから逆恨みして、ついでに創作に近い人間に嫉妬し、その距離を謙遜する人間に腹立たしさを覚えて生きています。最悪のBSS*1です。

 

おわりに

色々書きましたが何が言いたいのか自分でも分かりません。言いたいことがいくつもあったのかもしれないし、何も言いたくなかったのかもしれない。いずれにせよ、気が付いたらネガティブで面白くない記事未満の何かを並べただけになってしまいました。2022年の末に清算したはずなのに、よくもまあ1年でこれだけ出てきたものです。もっと趣味の話とか面白おかしい作り話とか、明るく楽しい記事が書けたら良かったんですけど。


締めの言葉すら見つからない。どうしよう。

 

 

 


こうなったらこの記事も、

 

卑屈な自分も、

 

羨ましいあの人たちも、

 

全部めちゃくちゃになればいいのに

 

そう思いますよね????????????

 

 

 

 

 

たとえば、芸術家に悪いインスピレーションを与えたり、圧倒的な力と恐ろしさで辺り一帯をめちゃくちゃにするような。
そんな神を召喚したりして。

 

 

 


ほら

 

 

 



 

 

 

黄衣の王を目撃したあなたは

SANチェック 1d10/1d100

 

 

 

 

 

 

END『Bad End』

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なんてこともありません。

 

 

 

だってほら、“存在しないシナリオ”ですし。
存在しないシナリオで起きたことは存在しないし、これを書いてる私が「存在しない」と定義した以上このシナリオは存在しない。
存在しないシナリオっていいですね。


それに、これで良い感じのまとめを書く必要もなくなりました。これ以上言いたいこともありませんし、この記事ももう終わりです。*2

 

 

2023年もお世話になりました。
良いお年を。

 

 

 

END『ここにはなにもない』

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*1:僕のほうが先に好きだったのに

*2:存在しないシナリオ以外は本当です…………多分