謎解きイベント現場の(嘘)裏事情!?

はじめに

はじめましての方ははじめまして、そうでない方はこんにちは!
AnotherVision10期のぜびうすです!
はじめましての方もいると思うので、簡単に自己紹介をします!!

ハンドルネーム:ぜびうす*1
Twitter(現X):@XEVIOUS7805
アナビでの主な制作:ひっともんすたー!(制作指揮)、不思議な館の探訪者(制作陣)、FIREWORKSHOP(制作陣)

昨年、修士課程への進学*2で東京に引っ越してきて、ついでにAnotherVisionに加入しました。

ちなみに、謎解き自体は大学生の時から始めておりまして、昔所属していた学生団体でも個人でもちょこちょこ制作もしてきました。*3

また、今は謎解き施設でのアルバイトをしているわけではないのですが、様々なご縁がありまして、ときどきアナビ以外でも謎解きイベントのスタッフをさせていただくことがあります。
スタッフするのはめちゃくちゃ大好きなので本当にありがたいです!!

最近は、修士2年なので卒論を書いています!辛うじて息しています……*4



さて、僕の紹介はここまでにしましょう。
この記事で紹介させていただくのはこちら〜!

デデーーン!

ということで、これまで様々な形式の謎解きイベントでスタッフさせていただいた経験を総動員して、
謎解きイベント現場の(嘘)裏事情を紹介していきます〜!!

それでは早速、本編に参りまーす!!


※タイトルの通り、ここからこの記事で紹介することはフィクションです。
ぜびうすが所属する団体やスタッフさせていただいた団体とは一切関係ありませんし、
こういった裏事情を嘘でも知りたくない方もここでブラウザバックしてくださいね。



(嘘)裏事情の紹介!

念の為、ここで「謎解きイベント現場の(嘘)裏事情」とはなんぞやについて触れておきます。

この記事内で紹介する(嘘)裏事情は、「謎解きイベントでよく見るあれはこういうものです」「イベントの現場では実はスタッフがこういった行動をしています。」といった内容です。

もちろんネタバレに配慮して特定のイベントに限定せず、
多くのイベントでよく見かけるんじゃないかなという物への言及に留めていますので、ご安心くださいませ。
(逆にそれ謎で使われてたよ!なんて内容があっても言わないでください、それは多分ネタバレです)


では、ここから3つの(嘘)裏事情を紹介していきます〜!

その1 スタッフのバインダー

謎解きイベントのスタッフがバインダーで紙やペンを持っているのを見かけること、よくあるのではないでしょうか?
スタッフマニュアルとかが挟まっていると思っている方、多いとは思いますが、
そんなの全暗記しているので実は違うんです!


あれは……!


なんと…………!!



参加者の皆さんを褒め散らかしてるメモなんですよね!!!

「あんなに謎が解けてすごい!」
「天才!!」
「謎解き閣下!!!」
などなど、
謎を解いている皆さんを崇め奉る内容でいっぱいです。

謎解きイベントに参加してくださった皆さんを楽しませようと必死になると、
思わず皆さんへの賛辞が溢れてしまうため、メモに書き出しています……


ただ、皆さんに見られるのはとてもとても恥ずかしくて、
大切そうに、
中身が見えないように、
バインダーを持っているのです!


なので決して、スタッフマニュアルみたいな現実が見えちゃいけないとかではないです!!
恥ずかしさ100%です!!!!!

ただ、これを知っちゃうとそのメモが気になってしまうとは思いますが、
本当に恥ずかしいので、覗いたりしないであげてください。

その分、私たちは皆さんを楽しませますので💪


その2 あの黒い布

謎解きイベントの会場で、黒い布をよく見かけるのではないでしょうか?
イベントに関係の無い物を隠したり、
パーテーションなどと併用してチェックポイントを作ったりしていると思います。

しかし、一部の黒い布は、
特にスタッフブースに使われている黒い布は、
実は黒い布ではないんです!


あれは……!


なんと…………!!



「マジックヌノー」という製品で、
布の向こうからスタッフが応援しているのです!!


マジックヌノー、
それは布の片側だけが黒く、
その裏側は向こう側が透けて見える、
いわゆるマジックミラーのような布です。
しかも完全防音で全く音を通しません。

これを使い、皆さんからは黒く見える布の向こうでは、
ここまで参加しに来てくださった皆さんへの感謝や応援の気持ちで、
応援歌などを歌いまくっているのです!!!

もちろんうるさいですし、文字通り謎解きのノイズになっちゃうかもしれないので、
イベント中に皆さんにそんな姿や声は届けられません。

だから、そんな布を使ってでも、
私たちは布の向こう側(特にスタッフブース)から皆さんを応援しています。
\ゼッタイ、セイコウシテクレヨナ-!!/


その3 実は:手描き

謎解きイベント、特にホール型のイベントなんかに行くと、会場前方にスクリーンがありますよね?
皆さんは、そのスクリーンで映像を見たり、情報を提示するスライドを見たりしていると思います。

ただ、そのスクリーンにプロジェクターでスライドを投影していると思っていませんか?
実はそうではありません!


あれは……!


なんと…………!!



映像以外のスライドは、
担当のスタッフが超高速で動いて手描きしています!


なぜ手描きをしているのかというと、
より良い体験を最初から最後の最後までお届けするために、
その回の参加者の皆さんが見えやすいよう位置を調整したり、
反応を見て強調する箇所などを変えたりするためなんですよね。

もちろん大切な内容や大筋は変えず、超細かい部分に気を配って変えています。
スタッフをしていても気づかないレベルです。なんなら見えません!おそろしく速い仕事、俺でも見逃しちゃうね。


また、もしかするとスライドの表示がおかしくなったりした場面に出会ったことはありませんか?

あれも実は機材トラブルではなく、担当のスタッフがこけたり、ペンのインクが切れたりしているんです!

超高速で動いてる分、こけた時なんてもうスタッフ一同大騒ぎです!
だいたい救急車呼んでます!!

なので、もしもこういった場面に出会いましたら、
ぜひスタッフの無事を祈ってあげてください!
皆さんのその思いで、私たちスタッフはすぐに回復します(ガチ)。


おわりに

いかがでしたか?
「まさか、あれがああなっていたなんて…」となった方も多いのではないでしょうか?
しかし、この記事に載せていないもの、まだまだあります。*5


(ここからは嘘じゃないです)
私たち謎解きイベントのスタッフは、
皆さんの一度きりの体験を、少しでも良質にするため、
また、1人でも多くの方にお楽しみいただくため、
これからも様々な工夫を重ねていきますので、
どうぞ、ご安心してイベントに足を運んでいただけますと幸いです。

ここまでお読みいただきまして、誠にありがとうございました!



執筆協力(敬称略):yash、土反レイ

*1:「ぜびぬんてぃうす3世」の略(諸説あり)。ぜび〜って呼ばれることも多いので、Xでは「ぜび(うす)」という表記にしています。

*2:東大ではなく東京都の西にある一橋大学ってとこです。23区から遠くて泣いてり。

*3:九大Questという学生団体に所属していました。様々な制作や団体運営に携わっていました。福岡での4年間は、今でも支えられている人々と出会えた、かけがえのない期間でした。

*4:なんでこれ書いてんの?

*5:ありません。